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あなたの「忘れられない星空」を教えてください

本日、天文宇宙検定委員会は、
星空をテーマにした新ソーシャルサービスを公開しました。

「思い出☆星空MAP」
 http://starlit-sky.astro-test.org/

あなたが知っている星空のベストビューポイントや、
忘れられない星空にまつわる思い出などを教えてください。

■このサービスで出来ること
~星空の思い出を共有しよう~
同じ空の下だけど、星空の下には人それぞれの思い出があります。
地図上に「星空スポットを追加」して、思い出を語り合うことができます。
追加にはTwitterアカウントが必要です。

~世界各地の星空スポットを巡ろう~
みんなが追加した星空スポットを、BGMに載せて
「星空スポットツアー」で巡ることができます。

■天体望遠鏡が当たるキャンペーン同時開催!
サービス開始を記念して、以下のプレゼントキャンペーンを同時開催します。

1.キャンペーン期間
  平成23年8月22日~同9月21日
2.対象者
  上記の期間中において「思い出☆星空MAP」に星空スポットを追加していただいた方。
3.賞品
<1名様>
「天体望遠鏡 ミニポルタ A70Lf」提供:株式会社ビクセン
( http://www.vixen.co.jp/at/miniporta.htm )
屈折式経緯台、鏡筒/レンズ口径70mm、焦点距離900mm、ファインダー装備、
接眼レンズ(45倍・143倍)付属、架台/上下左右全周微動ハンドル装備、
フリーストップ機構採用、星空ガイドブック・星座早見盤付属
<10名様>
「日食グラス」提供:株式会社ビクセン
( http://www.vixen.co.jp/se/solarprotec.htm )
4.応募方法
  ※応募にはTwitterアカウントが必要になります。
  マップ上に星空スポットを投稿して、Twitterアカウント@astro_test_orgをフォローして頂くと応募完了です。
5.抽選方法
  ご応募頂いた方の中から厳正なる抽選により選出いたします。
6.当選者発表方法
  抽選後、当選者の方にはTwitterのダイレクトメッセージにてご連絡いたします。

<賞品 天体望遠鏡 ミニポルタ A70Lf(実物とは異なる場合がございます。>
http://www.atpress.ne.jp/releases/22178/2_2.jpg

<賞品 日食グラス(実物とは異なる場合がございます。)>
http://www.atpress.ne.jp/releases/22178/3_3.png

2級公式テキスト 8章は天文学の歴史

名古屋科学館で開かれた天文教育普及研究会より帰ってきました。
その御報告は、いずれまた。
名古屋はあいかわらず暑かったです。

さて、
今日は、今月末に出来予定の『2級公式テキスト銀河博士』の内容を
紹介させてください。

原稿段階のもくじですが。
8章 天文学の歴史
 1節 天文学と物理学の共演
 2節 天文博士と考古天文学
 3節 日本の改暦
 コラム 「かぎろい」の謎
 
天文学が幾何学、物理学と手を携えて発展した中世、
写真術・分光学を取り入れて飛脚した19世紀半ば、
そして、生物学など現代諸科学と連携する現在までを追います。
また、日本の陰陽道天文学や暦の歴史について学びます。

コラムでは、万葉集にうたわれた「かぎろい」の正体について検証。
「東の野にかぎろひの立つみえて返りみすれば月かたぶきぬ」
古の日本人は、いったい何を見て「かぎろい」と言ったのか?
本書では、炎、煙、黄道光、太陽柱まで諸説を紹介しています。
あなたはどの説に魅力を感じられるでしょう。

雨だそうで・・・

長野県原村で、開催中の星祭りに参加しているスタッフから
メールで報告がありました。
タイトルは、「雨です」。
写真も付けてくれたんですが……。

【おそらく恒星社厚生閣の書籍販売ブースを撮ったと思われる写真】


【おそらく小雨の中の祭り参加者を撮ったと思われる写真】

「このブログで星祭りを紹介したいから、写真を送ってね」
と、スタッフにお願いしました。
「お顔がはっきり写ってない遠景写真でね」
とも申しました。
まぁ、これは確かに、個人は絶対判別できませんが、
何が写ってんだかわかんないよーーー(笑)。

とにかく、天文好きが集まって楽しいそうです。
すみません、こんなレポートで。

第18回 原村星まつり

長野県原村で毎年開催されている星まつり。
今年で、第18回を迎えるそうです。

星まつりとは?
パンフレットによりますと……。

光学メーカー、販売店、星グッズ販売店などがブースを構え、
昼夜にわたりイベントを繰り広げるお祭り。
標高1300メートルに位置する八ヶ岳自然文化園を会場としているので、
澄んだ空気の中、輝く星々が見られ、
人々の心をロマンチックな世界へいざなってくれます。

私も、一昨年、参加させていただきました。
化石発掘体験講座とかありましてね、やりたかったんですけども、
参加しているのは小学生ばっかりで(笑)。遠慮しておきました。

観望会がありまして、
あっちこっちの望遠鏡をのぞかせていただきました。
昼間、望遠鏡で見た太陽には黒点がほとんどなくて、
つるんとしてたのが印象的でしたよ。
お子さん連れでも楽しめると思います。

会場は諏訪南インターチェンジから車で15分ほどです。

【なにかいる……マスコットかな?】

今年は恒星社厚生閣も参加させていただき、
天文に関する本を販売しております。
はい、そこの方、
「かき氷とか売ってる隣で専門書売るってどうなの?」
とか言わないでぇぇ。

現場スタッフから写真が届きましたが、
お天気は残念ながらいまひとつ、といった感じでしょうか。

2級公式テキスト 2章は太陽について

御無沙汰申し上げております(汗)。
2級公式テキストの発刊遅延のおしらせ以降、
たくさんの御予約を賜りまして、ありがとうございます。
そして、御迷惑をおかけして申し訳ございません。

「勉強する時間がほしいので、早く作ってください」
ごもっともでございます。
執筆委員の先生方はもちろん、スタッフ一同、がんばっております。

さて、
2級テキストは高校地学レベルとなっております。
3級が中学レベルですから、少しハードルは高いですが、
原稿を読むかぎり、身構えるほど難しくはないと思います。

いまを遡ること、うん十年前、
私は、高校地学を選択しておりましたので、
原稿を読んでおりますと、『あぁぁ、なつかしいぃ』という感じです。
みなさまより先に楽しませていただいております。スミマセン。

2章は太陽活動について書かれております。
原稿段階のもくじですが、ご紹介します。

2章 太陽は燃える火の玉か?
 1節 太陽の体温は6000K
 2節 太陽を彩る紅い炎
 3節 太陽を取り巻く超高温のコロナ
 4節 太陽活動と人類の活動
 コラム 太陽の内部構造とエネルギー源

高校生の定期テストで
「Q:太陽活動が原因で起こる電波障害をなんというか云々」
というような問題が出て、わからなかったのを思い出しました。

「A:デリンジャー(現象)」
『♪ためらいはデリンジャ~』という歌がありましたっけ
(若い人は知らない、きっと)

「そんなの授業で習ってない!」と、みんなで先生に食いついたのも、
遠いおもひで・・・・・・(笑)。