昨日に引き続き、2級テキストの中身を御紹介します。
2級テキストの2章では、「太陽」をとりあげます。

2章冒頭に、太陽の内部構造の図があります。
地学の教科書ではおなじみの太陽をスイカのように
スパッと切って中身を見せる、そう、あの図です。

この図、最初にイラストレーターさんが作ってきたのは、
真っ赤な太陽でした。
ところが、監修の先生から、ダメだし……。
「太陽の本当の色は白(無色)なので、
太陽のイラストは、 表面や対流層を白っぽくし、
内部を黄色(放射層)から青白(中心核)に変えられませんか?
プロミネンスは赤でOK」

「は?白い太陽?中心は青ぉ?」
言われるままに修正をお願いしたもの、
イラストレーターさんも、やはり、なんだか心落ち着かなかったようす。
届いた白い太陽の画像データには、
「なんか……太陽っぽくない気がします」
の一文が添えられていました。

その後も何度か修正を繰り返したもののなかなかOKが頂けず、
「イメージなので実際とは異なる」と明記することで、
ご了承いただけたのでした(ちゃんちゃん)。

ある先生にお聞きした話では、
望遠鏡で太陽を覗くと(直接は危険です!絶対やめましょう!)、
地学の教科書にのっているような、赤い太陽が、
プロミネンスをボンボン噴き上げている様子を見られると
思っていた高校の先生がいたそうです。

 

 

 

 

 

 

【目次】

1章 宇宙七不思議
1 宇宙のはじまりの前はどうなっていた?
2 ブラックホールに落ちるとどうなるか?
3 宇宙人は何種族ぐらいいそうか?
 
2章 太陽は燃える火の玉か?
1 太陽は6000K!
2 太陽を彩る紅い炎
3 太陽を取り巻く超高温のコロナ
4 太陽の活動と人類の活動
 
3章 まだ謎だらけ(!)の太陽系
1 惑星が惑う星と呼ばれるわけ
2 ケプラーの法則の真の意味
3 太陽系の最果てには何がある
4 太陽系の作り方
 
4章 十人十色の星たち
1 1等星と2等星の違いは
2 星の鮮やかさのひみつ
3 星の色を細かく見ると
4 色々な星を分類すると
 
5章 星々の一生
1 生まれたての星、大人の星、老いた星
2 星の一生はどうなっているか
3 HR 図上の星の進化
4 星は死して何を残す
 
6章 銀河系は何からできているのか?
1 星間空間には何がある?
2 惑星状星雲と超新星残骸はどこが違う
3 散開星団と球状星団はどこが違う
4 銀河の回転が意味するダークマター
 
7章 銀河の世界
1 銀河の形態
2 銀河群と銀河団
3 宇宙の膨張
4 宇宙の進化
 
8章 天文学の歴史
1 天文学と物理学の競演
2 天文学博士と考古天文学
3 日本の改暦
 
9章 宇宙における生命
1 地球は1つ?第二の地球はどこに?
2 生物の設計図
3 生命はどこからきたのか