公式ブログ

スタッフブログの記事一覧

全国プラネタリウム大会・琵琶湖2011-その2

私が初めてプラネタリウムを体験したのは11歳。
社会見学で行った名古屋科学館でした。
ヘラクレスが怪獣ヒドラを退治するギリシャ神話を教えてもらいました。

解説員のおじさん曰く、
「ヘラクレスがヒドラの首を斬っても斬っても新しい首が生えてきてきりがないので、
ヘラクレスは、手に持っていたたいまつで、斬り口を焼いて退治しました。
わたしたちは、これを専門用語で「すぱじゅー作戦」と言います」

えっ? 小学生の私には、おもしろかったんですよ(汗)!
いや、そういう言い方は解説員の方に失礼か!
でも、オッサンになった今も覚えてるなんて、
無垢な少年だった(?)当時の私にとって、それだけ印象的な出来事だったんですね。

さて、
出展ブースでは、いろんなグッズも販売していました。
これはアイソテック㈱様のブース。
日食メガネ、惑星が浮き出て見える3D文具、全天星座傘とか。
お祭りの露天のような楽しさ。

全国プラネタリウム大会・琵琶湖2011

6月1日~3日、
「全国プラネタリウム大会・琵琶湖2011」に初参加させていただきました。
『いまごろ報告ですかぁ?』とか言わないで。
タイムラグがあたりまえ、更新の遅いブログですいません。

「湖畔の宿」から望む琵琶湖。
(こ、湖畔の宿って・・・・・・若い子は知らないよぉ、すいませんねぇ)
弁才天様がいらっしゃるという竹生島がみえますね。
日本三大弁天のひとつです。

かと思ったら、竹生島は、もっと北ですって。
はずかしぃ。


建物の天井にちょろって見えてるのが、プラネタリウムのドーム。
写真がへたっぴで伝わりにくいですが、なかなかゴージャスな施設。

私は、1日夜の懇親会から参加させていただいたのですが、
なんともわきあいあいとした会でした。
星好きな人たちのなごやかな集い、といった感じ。

翌朝から、企業出展ブースで本を並べ、
『さぁ、天文宇宙検定の宣伝をば!』と張り切ったわけですが、
ひとっこひとり来やしません。
途方に暮れておりましたら、みなさんドームにこもってプログラムのプレゼンに夢中とのこと。
あんまり暇なので、私もドームを覗きにいってみました。

いやぁ、プラネタリウムなんて、10数年ぶり。
たしか、前に行ったときには二人でね~。手なんかつないじゃったりしてね~。
……悲しい思い出がよみがえるから、そのお話はやめ。

プラネタリウムプログラムもデジタル化が進んで、
この10年で大きく様変わりをしたとは聞いてましたが、
いやはや迫力が凄かったです。はっきり言って、酔いました(きっぱり)。
情けなか~。

午後からようやく企業ブースにも人が集まりはじめまして、
たくさんの方々がチラシをもらってくださいました。ありがとうございました。

このポスターは、今年の8月6日の旧暦七夕にあわせて、
ライトダウンをして星を見ようというキャンペーンのポスター。
国立天文台も共催するなど、さまざまな方々が働きかけているようです。
節電もかねて、みんなで空を見上げるのも素敵ですよね。



はやぶさのエンジン

遠いというほどではないけれど、近くもない。
だから行ったことがない場所ってありませんか。
JAXA相模原キャンパス(宇宙科学研究所)は、
都心から、ちょっと距離があるんです。
先日、仕事ではじめておうかがいしました。

写真は、正面玄関横の展示室にある、実物大の「はやぶさ」の模型。

思っていたよりも大きいのでびっくり。
しかも、このはやぶさ、なんと!
イオンエンジンのスイッチを入れることができます。
さっそく、スイッチオ~~~ン!

お忙しいなか御好意で案内役をしてくださった
職員のO様にスイッチを押していただきました。
ただいま、CとDエンジンが点いております。
ふふふ。なんかたのしい。

下の写真は、衛星「おおすみ」の1/2模型。
国立科学博物館のラムダロケットで打ち上げられたのは、
こんな衛星だったんですね。
なんだか、黒いアイスクリームだな。このかたち。

O様、おつきあいくださってありがとうございました。
年がいもなく、はしゃいでしまってすいません。

サンデル教授はいませんでした

今回は、名古屋にある、サイエンスカフェのお話。
サイエンスカフェとは、科学者と一般の方々が、
お茶しながら科学について語らう場。
サイエンスカフェ・ガリレオ・ガリレイさんは、
世界初の常設型サイエンスカフェなんだそうです。
食事をすると宇宙服の試着ができるイベントなど面白い企画もやっておられます。
(宇宙服の企画は残念ながら終了したみたいです)
今回、「天文宇宙検定」のポスター・パンフをお店に置いていただけるとのことで、
22日(土)に、御挨拶におうかがいしました。

しかぁし、
サイエンスカフェなる処に、ついぞ行ったことのない向学心のない私。
そもそも、「語らう」って何よ?
NHK『ハーバード白熱教室』みたいな感じ?
コーヒーカップ片手にもったサンデル教授みたいな人に、
「君の意見は?」とか、指名されたらどうすんだ?
そんなところへノコノコ出かけて大丈夫か?
などと、不安な想像をしながら、お店に到着。

お店は、名駅から徒歩5分、名古屋ルーセントタワーの1階。
綺麗でおしゃれなイタリアンカフェ&ダイニングでした。

店先の講演演目を見てみると、
新井仁之先生(東京大)による“数学は錯覚を解明できるか”。
『すうがく・・・・・・。
天文学がテーマのときにまた来よう。うん、そうしよう』
と、時間もないので(言い訳)、笑顔の素敵な女性マネージャー様に
御挨拶をして早々に失礼しました。

覗かせていただいた店内は、
あいにくの雨にもかかわらず、お客さんでいっぱい。
メモをとりながら聴講される熱心な方もいらっしゃるそうで、
私が思っていたほど、しきいは高くないみたいでした。
おいしい食事をしながら勉強できるのもいいですよねー。
まぁ、数学は、私、ちょっと、あんまりアレなんで・・・。

ということで、(何が、ということでだかわからないが)、
店内の写真を撮る勇気が出なかったので、
名古屋駅前のねじねじビルの写真をば。

 

このブログは、『天文宇宙検定』公式ブログ・・・・・・のはずです(汗)。

ロケットの中身は

21日(土)。国立科学博物館へ行ってきました。
先週は、入館時間の16時半を過ぎていて入れなかったので。
で、御許可をいただき、撮ってきました。ラムダ・ロケット用ランチャ。
『ロケットエンジン噴出部分の構造ってどうなってんのかなー(いそいそ)』
と、覗いてみたら、写真のようになってましたー。
『……まぁ……そうくるだろうな、とは思ってました』

1970年2月11日に鹿児島の東京大学宇宙空間観測所から、
人工衛星「おおすみ」を積んだラムダ4S型ロケット5号機が、
このランチャによって打ち上げられそうです。
これによって、ソ連・アメリカ・フランスに次ぐ、
世界で4番目の人工衛星打ち上げに成功した国となったとのこと。
「おおすみ」は、2003年8月2日に北アフリカ上空で大気圏に再突入して消滅(合掌)。
33年間も飛んでいたんですねー。
以上、展示の解説文より抜粋ー。

『はて、おおすみ?』と私の心にひっかかるものが。