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アイソン彗星、崩壊&蒸発しちゃいましたね。
12月上旬の見頃を楽しみにしていたのにぃ・・・。
無念です。
さて。
そんな記念すべき(?)本日、
天文宇宙検定のイメージキャラクターの名前が決定しました。
たくさんのご応募をいただき、誠に有難うございました。
応募いただいたなかから、以下の名前が採用となりました。
なお、無重力実験フライト無料ご招待(4名様)と、
図書カード500円分(10名様)の当選発表は、
ご本人様への通知をもって発表に代えさせていただきます。
■太陽:ギラリオ3世

太陽系王国の王様。
とても短気で、すごくわがまま。
ときどき不機嫌になって家来たちを困らせる。
■木星:ジュピテール侯爵

王様になれなかった侯爵。野心家。
たくさんの手下をひきつれている。
なかでもガリレオ四銃士は役立たずで有名。
■土星:サターン導師

太陽系王国一の賢者といわれる
宮廷付きの魔法使い。
身軽で空中浮遊ができ、
変身の術も使える。
たくさんの弟子がいるらしい。
■月:ルナシス騎士

剣の達人。
昼寝が趣味のニヒルなイケメン騎士。
いつも見た目を気にしている。
■彗星:コメッティン大佐

太陽王に雇われているスパイ。
たまに遠くに出かけたまま
戻ってこないことがあるとか……。
ひきつづき、
その他の惑星キャラクターも登場予定。
今後の彼らの活躍にご期待ください。
11月1日から1月20日まで
「夜明け前、東の空でアイましょう」
というキャッチコピーを掲げ、
「アイソン彗星を見つけようキャンペーン」が
開催されます(主催:日本天文協議会)。
キャンペーンホームページ
http://ison.astro-campaign.jp/index.html
アイソン彗星を観察した情報を
ウェブページの地図上に、ピンマークで表示できるようにして、
みなさんが提案する見どころや、
コメント、写真などを募集するそうです。
フォトギャラリーには、
まだ小さいけれど、アイソン彗星の写真が
数点アップされています。
彗星は、これからどんどん明るくなりますから、
楽しみですね。
天文宇宙検定の先生方にお聞きしたところ、
アイソン彗星は、夜明け前の東の空に見えるので、
東の空が大きく開けているところを探しましょうとのこと。
11月18日には、おとめ座の1等星スピカに
寄り添うような位置にくるので、
探しやすいそうですよ。
ただし、11月18日は満月~~。
月あかりのせいで、肉眼での観測は難しそう。
双眼鏡があるとよいですね。
月あかりの影響を考えると、
ベストな観測のタイミングは、
もう少し先の、12月5日から15日だそうです。
日の出時刻は、
11月初旬で6時頃、
12月中旬で6時半ごろです。
その1時間前には、空がしらじらしてきます。
その前に出かけましょう、とのこと。
うーーむ・・・(悩)。
あたたかいふとんを抜け出す勇気が
いちばん必要だなー。
そして、もうひとつ。
先生方がみなさん、何度もおっしゃるのは、
「彗星は、みずもの」ということ。
彗星の明るさ予想は、とても難しいそうです。
立派な尾を引く彗星になることを祈りましょう。
2級の試験問題のうち、
問35に、正解が2つある誤りがございました。
受験者の皆様に、重ねて深くお詫び申し上げます。
訂正した解答速報は、こちらから、ご覧いただけます。
なお、第3回検定の講評は、
12月初旬に公式ホームページにアップを予定しております。
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■2級 35問
前主系列星の説明として正しいのはどれか。
①収縮するガスの重力エネルギーで輝く
②背後に主系列星がある
③可視光で見える
④惑星状星雲を伴う
【発表された正解】③可視光で見える
【質問】正答は③となっていますが、
主系列星になるまで、核融合は起こらず
重力エネルギーの解放により
輝くのではないでしょうか。
つまり前主系列星は、主系列星の前の状態なので、
核融合が起こっていないので
①も正解ではないでしょうか。
【回 答】選択肢にミスがありました。申し訳ございません。
ご指摘のとおり、主系列以前の段階では、赤外線で見えているにせよ、
可視光で見えているにせよ、エネルギー源は、
収縮するガスの重力エネルギーなので、
選択肢③に加え、選択肢①も正解とします。
遅ればせながら、
第3回の試験会場のようすを御報告。
私たちにとって1年でもっともドキドキする日です。
幸い、試験日当日は、天気にも恵まれました。

スタッフのカードには、
天文宇宙検定のオリジナルキャラ。
まだ名無しですけどー。
キャラクターの名前は31日まで募集しています。

今回も、たくさんの方々が挑戦されました。
試験は、4級から始まります。

今回、印象的だったのは、
4級の試験に小さなお子さんの姿が増えたこと。
試験会場の独特な雰囲気や初めてのマークシートに、
とまどうお子さんが続出かと思いきや、
お父さん、お母さんのほうが、そわそわそわそわ。
黒板横ドアの小さなガラス窓から、
心配そうに様子をうかがっていらっしゃいました。
試験後のアンケートには、
「教室がのぞけないようにしてほしいです」
という、お子さんの御意見がありましたよ(笑)。

人生初のマークシートかな?【東京会場にて】

おぉ、頼もしい。手ごたえありって感じ?【名古屋会場にて】
親子で博物館やプラネタリウムに行って、
それで、おしまいではなくて、
親子で一緒に勉強する楽しさは、
きっと、記憶に残る思い出になりますよね。

お父さんと試験直前まで復習【東京会場にて】

親子で受験されたそうです【大阪会場にて】

なかよしな御家族ですね【大阪会場にて】
もちろん、おとなだって負けてないです。
お約束通り、お写真、載せさせていただきました(笑)。

過去問をタブレットに取り込んで勉強されたそうです
【大阪会場にて】
合否通知は11月下旬から発送開始予定です。
第3回の試験後、いくつかご質問を頂戴いたしました。
ありがとうございます。
委員の先生方からの回答がそろいましたので、
御回答申し上げます。
なお、2級の試験問題に、
正解が2つある誤りがございました。
受験者の皆様に、深くお詫び申し上げます。
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■2級 73問
太陽系全体の質量のうち太陽の質量が占める割合はどの程度か、
次の数値のうち一番近いものを選べ。
①99.9% ②99.0% ③90.0% ④50.0%
【発表された正解】①99.9%
【質問】解答速報では正解は①となっていますが、
2級公式テキストの冒頭「ポイント」(P44)に、
「太陽系の質量は、そのほとんど(約99%)を太陽が占めている」
という記述があります。となると、①と②が正解ですか?
【回 答】選択肢にミスがありました。申し訳ございません。
①99.9%と②99.0%の両方を正解とします。
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■3級 23問
2013年10月現在、宇宙飛行を行った日本人宇宙飛行士は何名か。
①6名 ②8名 ③9名 ④10名
【正解】③9名
【質問】秋山さんは宇宙飛行士なのでしょうか?
【回答】民間テレビ局のジャーナリストとして、
ソ連のミールステーションに滞在(1990年)した秋山豊寛氏は、
旧ソ連の宇宙飛行士としての認定を受けていますので、
日本人宇宙飛行士は、JAXA(旧NASDA)の宇宙飛行士、
毛利、向井、土井、若田、野口、星出、山崎、古川の各氏8名に、
秋山氏を加えた9名とします。