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高原で星をながめる夏

東京は、朝の通勤電車がすいてます。

みんな東京を脱出して、夏をエンジョイしてるのね。 

 

さて、この週末、8月3日(金)17時から、

8月5日(日)朝9時まで、

八ヶ岳山麓にある、

長野県原村では、毎年恒例の

サマーホリデーin原村星まつり」が開催されます。

 

光学メーカー、天文グッズ販売店などがブースを構え、

天文愛好家が天体望遠鏡をかついで集い、

昼夜にわたりイベントを繰り広げるおまつりです。

 

さきほど届いた現地の写真。

 

 

小社も、出来たばかりの4級テキストのお披露目に

ブースを出しております。

 

 高原は、空気も綺麗で、すずしくて、快適。

おまけに、観望会にはもってこいの、良いお天気だそうです。

(わたしが行きたかったのに……)

 

お時間のあるかた、ぜひ、お立ち寄りください。

 

本日は満月、ブルームーン

本日は、満月。

「ブルームーン」です。

 

だいたい2~4年に1回くらいのわりあいで、

1か月の間に2回、満月がめぐってくる月があります。

その満月を「ブルームーン」と呼ぶらしいです。

 

西欧では、「めったにない珍しいこと」という意味で用いる言葉でもあるそうです。

 

ただ……。

「ブルームーン」に、明確な定義はないそうで、

そもそも、「ブルームーン」って、天文学の用語ではないそうです。

……し、し、知らなかった(おいおい)。

 

でも、ことばの響きがなんだか素敵ですね。

カクテルやバラにも「ブルームーン」という名をもつものがありますが、

どちらも、その色の美しさが印象的ですよ。

 

 さてさて。

「ブルームーン」については、見ると吉兆、良いことがあるとか、

好きな人と一緒に見ると、親密な間柄になれるとか、

その「おまじない」の類は数知れず。

 

そういえば、天文宇宙検定アカウントから発信したツイッターで、

いちばん、リツイートが多かったのは、

「満月に財布を空にしてふるとお金がたまる」っていうツイートだったなぁ。

みんな、おまじない好きなのね。

 

本日、東京では、月出18:32、月の入り4:41です。

 次回のブルームーンは、2015年7月。

 

今宵、月を見上げてみませんか?

みなさんに、良いことがありますように。

4級テキスト出来!

本日、

『天文宇宙検定4級公式テキスト 星博士ジュニア』

見本が届きました!!

 

 

 

 

書店での発売は、8月10日(金)以降になります。

 

 

 

ではでは、

テキストに掲載されている4級問題を紹介しましょう。

力試ししてみてください。

 

《問題》:

春の大曲線という星座をさがす目印は、北斗七星からアルクトゥルスを結び、

さらになんという名前の1等星を通るか?

①デネボラ  ②レグルス  ③スピカ  ④コルヒドラ

 

 

 

正解:③スピカ

解説:春の大曲線は春の星座さがしの目印だ。

北斗七星のひしゃくの柄に沿って、うしかい座のアルクトゥルス(0等星、日本では麦星とも呼ばれてきた)を結び、

さらにおとめ座のスピカ(1等星、真珠星)を通る曲線のことだ。

 

では、もういっこ。

 

《問題》:

星座早見ばんにのっていない天体はつぎのうちどれ?

①1等星  ②惑星  ③北斗七星  ④オリオン座

 

 

 

正解:②惑星

星座早見ばんは、毎年使えるよう、星座の間を常に動いていってしまう月や惑星など

太陽系内の天体はえがかれていない。月や惑星の位置は天体暦や天文雑誌、

インターネットなどで確認してから観察しよう。

 

いかがでしたか?