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2級公式テキスト 8章は天文学の歴史

名古屋科学館で開かれた天文教育普及研究会より帰ってきました。
その御報告は、いずれまた。
名古屋はあいかわらず暑かったです。

さて、
今日は、今月末に出来予定の『2級公式テキスト銀河博士』の内容を
紹介させてください。

原稿段階のもくじですが。
8章 天文学の歴史
 1節 天文学と物理学の共演
 2節 天文博士と考古天文学
 3節 日本の改暦
 コラム 「かぎろい」の謎
 
天文学が幾何学、物理学と手を携えて発展した中世、
写真術・分光学を取り入れて飛脚した19世紀半ば、
そして、生物学など現代諸科学と連携する現在までを追います。
また、日本の陰陽道天文学や暦の歴史について学びます。

コラムでは、万葉集にうたわれた「かぎろい」の正体について検証。
「東の野にかぎろひの立つみえて返りみすれば月かたぶきぬ」
古の日本人は、いったい何を見て「かぎろい」と言ったのか?
本書では、炎、煙、黄道光、太陽柱まで諸説を紹介しています。
あなたはどの説に魅力を感じられるでしょう。

  
 
   
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