公式ブログ

元素周期表と天文学の関係

2級テキストの中身紹介、えーと、第5弾です。
本日は、4章「十人十色の星たち」を御紹介。

4章の冒頭には「元素周期表」が、どどぉ~んと掲載されています。
懐かしいですねー。
「スイヘーリーベボクノフネ……(続きがおぼつかなくてじんわり汗)」

『ま、まさかこれを覚えろと……?』
汗をかかれている受験予定者のみなさま、御安心ください。
検定合格のために暗記してください、というわけではありません。
これは、あくまで、宇宙の元素組成と、
地球・人体の元素組成の関係をみるためのもの。

2級テキストによると、
宇宙に存在する元素は、2つの段階を経て誕生したそうです。
まず、水素・ヘリウムなど軽い元素が宇宙創世期に合成されました。

それ以外の重い元素は、太陽のような恒星内部で起こっている
核融合反応で合成され、その星の寿命が尽きたときに、
宇宙空間にまき散らされたものなのだそうです。

地球そのものや、私たちの体を構成しているさまざまな元素は、
元をたどれば、宇宙のどこかにあった星の中で合成されたものなんですね。
とても神秘的なお話だと思うんです。

  
 
   
   このエントリーをはてなブックマークに追加

カテゴリー : その他