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JAXA相模原キャンパス一般公開へ行きました

行ってきました。

JAXA相模原キャンパス一般公開。

今年の開催日は、7月24日(金)、25日(土)。

わたしが参加した日の最高気温は34℃!

入口では、

パンフレットの入ったバッグをいただきました。

会場入口で配られていたバッグ

リポビタンDの試飲イベントもあるというので、

『タウリン補給しとくかな』、

と、M-3SIIロケットの実物大模型を横目に、

試飲会場の中庭広場へ向かいます。

M-3SIIロケット模型

会場では、司会のおねぇさんがマイク片手に、

「わたしが、『ふぁいとぉー!』と言いますので、

そのあとに『いっぱぁーつ!』と元気よく言ってくださいね」

とお願いしているではありませんか。。。

内気で、人見知り中年のわたしは、

そっと列を離れたのでした。

とっとと本を売れよ!

という神の啓示だったかもしれません。

そうそう。

わたしの本日の使命は、

『天文宇宙検定テキスト』と『問題集』の

宣伝販売でした。

あそびに来たんじゃなかったです。

(おもてむき。いやいや)。

書籍の販売ブースは、

会場奥の第5会場の中。

イプシロンロケットの講演会や、

再使用ロケットの展示、

コンピュータを使ったロケット設計コンテスト

などが開催されている建物の中。

クーラーが効いてて快適でした。

ロケットの設計を競うコンテストも白熱

書籍割引販売ブース

書籍販売ブースでは書籍は1割引き販売。

「宇宙食たこ焼き」

宇宙関連グッズ売り場で購入した

「宇宙食たこやき」は、

ちゃんとたこやきの味がしました。

(あたりまえか)

タコもちゃんと入ってました。

でも、、、とっても固かったー。

ランチは、

広場で、「宇宙カレー」を食べました。

宇宙へ行った大豆の子孫からつくった

「宇宙きなこ」が入っている揚げパンと、

ギャラクシージンジャーエールも。

まるで、男子高校生のようなメニュー。

いいのか腹回り。

♪いいの、いいの、そんなところーも、
好きになった原因だからー♪と、

誰かが言ってくれるだろうと、

美味しくいただきました。

(元ネタがわかるのは多分40代半ば以上)

宇宙食たこやきより安い宇宙カレー

そのとき、

にわかに広場が騒がしくなりまして、

すわ、有名人か?!と思ったら、

じばにゃん・・・・・・(汗)。

俊敏な動きをみせた じばにゃん

新作映画の宣伝なのね。

ちびっこにひっぱりだこ。

凄い人気だわー。

たしかに、おっさんの私が見ても、

可愛らしいフォルム。

だがしかし、この炎天下で、

じばにゃん死んじゃわない?

あぁ、地縛霊だからもう死んでるのか。

いやいや、そうでなく。

と、はらはらしながら見ておりました。

今年、会場で一番のインパクトでした。

あまり宇宙や天文のおはなしがないなー。

すいません。

追記;

帰りは暑さと疲労でへろへろ。

偶然出会った友達に、

「どこいってきたの?」と聞かれ、

「辺野古のJAXA」って答えてました。

×辺野古(へのこ)
○淵野辺(ふちのべ)

JAXA相模原キャンパスの最寄駅は、
JR駅の「淵野辺」です。
沖縄じゃないです。

来年も行きたいけど、
暑さ対策が肝心ですよぉ!

宙フェス 今年も!

先日、宙フェスの実行委員の方から、

「ことしも参加します?」と、

打診をいただきました。

「行きます! 参加させていただきます!」

と、ふたつ返事です。

宙フェスというのは、

京都、嵐山の法輪寺で開催される、

「宇宙好き」や「宙ガール」が

一堂に集うイベントです。

昨年10月が、第一回目だったんですが、

約3000人が集まったそうです。

ライブ、トークショーに、

境内に出店もあって、

星好き・宇宙好きが集まって、

たのしかったんです・・・・・・あれ?

去年、ブログにアップしてないっ(汗)。

えっと、アイフォンのアルバムから、

昨年の写真を発掘、発掘。

法輪寺の山門。

法輪寺境内からの眺め

わたしどもは、

天文関係の本の販売以外に、

「プチ天文宇宙検定」を

露店でやらせていただきました。

天文宇宙検定の過去問から

5問をチョイスした試験用紙を準備して、

「我こそは!」という挑戦者を

(手ぐすねひいて)お待ちしたわけです。

プチ天文宇宙検定のブース

まずは、

「たのもー!」の一声ではなく、

挑戦する「級」(1~4級まであります)を

告げて頂きます。

制限時間内(3分だったかなー)に、

合格点(3問以上正解)をゲットできると、

景品がもらえるというシンプルシステム。

「えぇーー!? わからんっ!?」

「うぉぉぉ!! どっちやったっけ?」

と悶絶する挑戦者のみなさま。

そのとなりで、ストップウォッチ片手に、

にやにやしているわたし~~。

遠い昔、縁日の「型抜き」の親父さんに、

理不尽な想いをさせられた記憶が、

ふつふつとよみがえります。

小学生なのに、

2級に挑戦して全問正解する猛者には、

衝撃をうけましたが、

お子さんの前で、面目丸つぶれのお父さんが、

お子さんになぐさめられている姿をみるのも、

ほほえましくって、楽しかったです

(いぢわるですねー)。

夜の参道も素敵でしたよ。

帰り道。

阪急嵐山駅前広場には、

たくさんの天体望遠鏡が並んでいました。

その望遠鏡をのぞく人たちの間を

白衣すがたのおにいさん、おねえさんが、

ゆっくり解説してまわります。

私も帰りの電車を待つ間、

望遠鏡を、のぞかせてもらいましたー。

阪急電鉄の電車ってなんだかノーブルでした。


ことしは、

9月26日(土)に、

京都嵐山、法輪寺境内にて開催予定だそうです。

2015年の宙フェス詳細は、

コチラからどうぞ!

宙フェス

そのまえに!!

第5回 天文宇宙検定も、

受験申込を受付中です。

よろしくお願いいたします。

トンボ―の遺灰を載せて冥王星へ

いよいよ、ニューホライズンズが、

日本時間の14日、午後8時50分頃、

冥王星に最接近しますね!

もうすでに観測は始まっていて、

冥王星の画像

NASAのサイトにアップされています。

探査衛星ニューホライズンズの打ち上げは、

2006年1月。

9年以上かかったわけですね。

とおいなぁ。

9年前、何してたかなぁ。

9年間、何してたかなぁ・・・・・・。

なんだか、じんわり嫌な汗かいちゃうなぁ(苦笑)

ところで、2006年夏に、

冥王星は、太陽系第9惑星から、

準惑星へと位置付けが変更されました。

当時は、「冥王星、惑星から格下げ」などと、

ニュースなどでも話題となり、

社会的な反応が予想外に大きくて、

また、そのとらえられかた、報道のされ方に、

天文学者の先生方が驚き、とまどっておられました。

その過熱ぶりを受けたからか、

当時、ある書店さんから、

「冥王星をテーマに、

店頭に特設コーナーをつくりたいので、

御社で出版している冥王星の本を教えてください」

って御電話をいただきましたっけ。

冥王星は、SF作品には、たびたび登場しますが、

当時も今も、冥王星だけについて詳しく書かれた天文学の書籍は、

見つけることはできないだろうと思います。

まさに、これから、その謎のベールが、

はがされていくわけですね

冥王星が発見されたのは、

いまから85年前の、1930年。

アメリカの天文学者トンボーが発見。

ギリシャ神話の「冥府の王」にちなんで、

「Pluto(プルート)」と名づけられました。

それを和訳命名されたのが、

星座やその伝説などについて多数の著作を遺された

野尻抱影先生。

今月発刊の『天文宇宙検定3級公式テキスト』には、

冥王星の外側には、まだ惑星があるのではないか、

と想像した人々のお話が紹介されています。

その幻の惑星の名として紹介されているのは、

「ペルセポネ」。

“第 10 番惑星”には、

冥界の王プルートの后、

冥妃星の名を与えようと考えたんですね。

ラーメタル」じゃなかったのか(笑)

もし実在したとしたら、

野尻先生は、どんな和訳をされたか、

お尋ねしてみたいですねー。

さて、さて、

このニューホライズンズには、

冥王星を発見した天文学者、

トンボ―の遺灰が載せられているそうです。

トンボ―さんの希望かしら?

とにもかくにも、

ニューホライズンズは、

まだまだこの先も旅を続け、

エッジワースカイパーベルト天体を目指すそうです。

どんな世界を見せてくれるんでしょうか。

『2級・3級公式テキスト』間もなく発売

ご、ごきげんやう、みなさま(冷や汗)。

営業担当に、
「いいかげんブログ更新しなさいよ」と、
言われまして。

「だって、仕事いそがしくてー。
そんな、逆立ちしながら拍手しろみたいな、
御無体なことを言わないで―」
とへらへら口ごたえしたら、
しぶーい顔されまして。

いろいろ危うくなりそうなので、
頑張って更新しよう。
(生まれついての小心者です)。

さてさて。今年は、
『天文宇宙検定2級公式テキスト』
『 〃 3級公式テキスト』改訂の年。
今月末、29日には、
同時発売の予定です。

お待たせいたしまして、
誠に申し訳ございません。

なかなかに制作が難航しておりましたが、
先週、ようやく念校にたどり着きました。

念校というのは、
「もう直すところは、ほとんどないよー」
という段階を指す出版用語です。

とはいえ、
『誰か他の編集にチェックしてもらわねば……』
そう思い、せまい編集部を見渡すと、
不慣れな新米ママこと、
編集Tさんが目にとまりました。

Tさんといえば、
夕方になると、何やらモグモグと、
甘いお菓子の匂いを漂わせている女性編集者。
たとえ、地震で生き埋めになろうとも、
デスクに潜ませたお菓子の備蓄で、
ひと月はゆうに生き長らえるんじゃないかという噂。
(嘘です。
彼女がこのブログを読みませんように・なむなむ)

『ふっふっふっ。ここはひとつ、
先輩編集として、びしぃぃーーっと、
力量の違いを見せつけてあげましやう』

「Tさん、Tさん。
この念校、最終チェックしてもらえる?」

そう言い残し、念校を押し付けると、
さっそーと打合せに出かけるわたし。

そして、数時間後。
帰社したわたしは、Tさんに声をかけました。

「どう? おかしなところ、あった?」

「はい。いっぱいありました」

「……え?」

彼女がわたしに突き出した念校からは、
パステルカラーのふせんが、
べろべろと、それはそれは威勢よく、
はみ出しておりました。

『まぁ。。。イソギンチャクみたい(やけっぱち)』

「いっこずつ御説明しましょうか?」

「はい。お願いします(しくしく)」

『今日は、定時に帰るんだー』
『ひっさしぶりに、かたぎの会社員みたいにー』
などという、わたしの甘い目論みは、
こうして、あっさりと潰えたのでした。

夜明けのコーヒーならぬ、
夜明けの吉牛朝定食をかっこみながら、
ブログの下書きを書く羽目になろうとは、
岩谷時子先生でもご存知あるめぇよ。

深夜便トラックの運ちゃんに挟まれながら、
何度目の朝定食だよー。
おいしいけどねー。
飽きたよぉ。
また、太っちゃうよ。
第三次成長期だもん、てきめんだよ。

葡萄色の夜明けだわ。
涙で、i-padの液晶が霞んでるよぉ。

……これは老眼か。

と、いうわけで、著者の先生方に、
「おつかれさまでした、ありがとうございました!」
と、責任校了の御礼メールを送った、
その舌の根も乾かぬうちに、
「質問です。大至急御回答をー。」
とメールを送りつける
厚顔無恥な編集者の私。

関係各位の御協力と
『蟹工船』のような労働によって
生み出されたテキストの発売は、
7月29日を予定しております。
(書店によって前後いたしますので、
書店に在庫をご確認ください)

定価は1,500円+税です。
オールカラーです。

テキストの内容は、
2級、3級とも、
旧版から全面的に変更されるものではないですが、
そこは日進月歩の天文学・宇宙工学ゆえ、
数値は日々、変更されておりますし、
新知見も盛り込んでおります。

今年、もしくは来年、
天文宇宙検定を受けてみようかな、と
お考えでしたら、
ぜひとも、お手に取っていただけると、
ありがたいです。

よろしくおねがいいたします。

さぁ、眠い目をこすりながら、
涙をぬぐいつつ(嘘です)、
ブログを更新しました。
あでゅー。あでゅー。
また逢う日までー。

新・4級テキストの発売予定日

お待たせいたしまして、誠に申し訳ございません。

新しい『天文宇宙検定 4級 公式テキスト』は、

8月半ば発売予定です。

もうしばらくお待ちくださいませ。

4級テキストのゲラ刷り